労働安全衛生総合研究所

安衛研ニュースNo. 42 (2012-01-06)

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タイトル:『「労働安全衛生総合研究所技術資料(TD)」の発行について』


** 本メールは労働安全衛生総合研究所に配信を登録された方に配信しています。
** 次回配信予定:2012年2月3日 (毎月第一金曜日発行)
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目次
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【42-1】新年の御挨拶『節目の年』
  (独立行政法人労働安全衛生総合研究所 理事長 前田 豊)
【42-2】お知らせ
 1.「労働安全衛生総合研究所技術資料(TD)」の発行について
 2.研究員の公募について
 3.労働安全衛生総合研究所 特別研究報告 SRR-No.41の発行・公開
 4.Industrial Health 2011 vol.49 No.6の発行・公開
 5.アンケート結果の御報告
【42-3】コラム
 『トンネル建設工事中の落石による労働災害(1)
  -トンネルの掘削と落石について-』
  (建設安全研究グループ 任期付研究員 吉川直孝)

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【42-1】新年の御挨拶『節目の年』
(独立行政法人労働安全衛生総合研究所 理事長 前田 豊)
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 明けましておめでとうございます。昨年の東日本大震災において被災された
皆様には引き続きお見舞い申し上げます。復興に向けて我々も努力して
まいりたいと存じます。

 今年は当研究所の前身のひとつ産業安全研究所が東京都港区に設立されて
(昭和17年)ちょうど70年目に当たります。また、もうひとつの前身である
産業医学総合研究所の起源である労働省けい肺試験室は昭和24年に鬼怒川に
設けられ、平成24年はそれからちょうど昭和と同じ長さ(63年間)を経ることに
なります。今年は2つの旧研究所がそれぞれ一つの節目を迎える年であると
言えましょう。

 それとは別に、今まさに研究所は内閣府の行政刷新会議による独立行政法人
改革の波にもまれているところで、今年は別の意味で節目を迎えることになるかも
しれません。現時点でそれがどんな形であるのかはっきりとは見えていませんが、
いずれにせよ労働者の健康と安全を守るための研究という筋に変わりはなく、
我々としては日々それに向け努力してまいりたいと思う次第です。本年もよろしく
御支援を頂ければ幸いに存じます。

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【42-2】お知らせ
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1.「労働安全衛生総合研究所 技術資料(TD)」の発行について
このたび、当研究所の刊行物の「安全資料(SD(Safety Document))」に
ついて、「労働衛生」分野の研究成果等も掲載可能となるように、「技術資料
(TD(Technical Document))」と名称をリニューアルして発刊することと
しました。
この「技術資料(TD)」は、研究成果、災害調査結果、労働安全衛生情報等を
体系化、再構成することなどにより、労働災害防止に有益な労働安全衛生情報、
災害事例情報、災害統計等を提供することを目的としています。

本技術資料の第一号として、TD-No.1(2011)「生産業務と安全管理業務との
協調による労働安全衛生マネジメントの推進」が発行されることとなりました。

 本技術資料では、化学プロセス産業における労働災害防止を目的として、
日々の生産業務を行いながら同時に安全管理業務も進めて行くための具体的な
方法を次の3点からまとめています。

①化学プラントの安全運転管理の進め方
②管理担当者が実施すべきHSE(労働衛生、プロセス安全、環境影響)管理の枠組み
 と具体的なHSE業務内容
③現場での安全管理活動を推進するのに役立つSQDC(安全、品質、生産性、コスト)
 の観点からの管理ポイント(現場で作業を行うときに気を付ける点など)を記載した
 工程管理表の作り方とその活用方法

 ↓↓↓ 詳細は以下のページを御覧ください ↓↓↓
 https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/td.html#td2011


2.研究員の公募について
 当研究所では、以下の分野で研究員を公募しています
 (平成24年4月1日採用予定)。

↓↓↓ 詳細は以下のページを御覧ください ↓↓↓
<疫学・生物統計学>
 https://www.jniosh.go.jp/announce/2011/1111/index1.html(リンク切れ)

<有害物理因子に係る労働衛生工学>
 https://www.jniosh.go.jp/announce/2011/1111/index2.html(リンク切れ)


3.労働安全衛生総合研究所 特別研究報告 SRR-No.41の発行・公開
 当研究所の刊行物である特別研究報告SRR-No.41が発行・公開されました。

SRR-No41-1 災害多発分野におけるリスクマネジメント技術の高度化と実用化に
     関する研究
SRR-No41-2 アーク溶接作業における有害因子に関する研究
SRR-No41-3 生体内繊維状物質の高感度・多元的検出とばく露レベルに関する研究
SRR-No41-4 職業性ばく露と作業関連疾患のアクティブ・サーベイランス
SRR-No41-5 中小企業における労働安全衛生マネジメントシステムの確立

 ↓↓↓ 詳細は以下のページを御覧ください ↓↓↓
 https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/srr.html#srr2011


4.Industrial Health Vol.49 No.6公開
当研究所の刊行物であるIndustrial Health誌第49巻第6号が12月9日に
発行・公開されました。

↓↓↓ 詳細は以下のページを御覧ください ↓↓↓
 https://www.jniosh.johas.go.jp/en/indu_hel/index.html


5.アンケート結果の御報告
 前号のアンケート結果を御報告いたします。

 ↓↓↓ 詳細は以下のページを御覧ください ↓↓↓
 https://www.jniosh.johas.go.jp/mail-mag/2012/42-enquete.html

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【42-3】コラム
 『トンネル建設工事中の落石による労働災害(1)
  –トンネルの掘削と落石について–』
  (建設安全研究グループ 任期付研究員 吉川直孝)
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 われわれの生活基盤のうち、移動手段として地下鉄、新幹線や高速道路は
欠かせませんが、これらを建設する際にトンネルが必要となることがしばしば
あります。
 本コラムでは、近年のトンネルはどのようにして建設されているのか、建設時に
どのような労働災害が発生しているのか、御紹介したいと思います。

 ↓↓↓ 詳細は以下のページを御覧ください ↓↓↓
 https://www.jniosh.johas.go.jp/mail-mag/2012/42-column.html

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